税金滞納 差し押さえ体験談8

滞納と差し押さえ体験談について

口座の差し押さえと強制徴収の事例です。

税金滞納による差し押さえ体験談8 ― 口座の差し押さえ ―

■滞納した税: 区民税

■自治体: 東京都世田谷区

■滞納者: 20代男性



私は20代の頃、世田谷区の区民税を滞納して差し押さえと執行
を受けました。


その頃の私は前年度の収入はあったものの、転職をしてその年度
は収入があまりありませんでした。


しかし、区民税は前年度の収入金額により決定されるので次の年
の税金額が一気に跳ね上がり、支払う事が困難になってしまった
のです。


その時は、もう払えなかったので滞納をし続け2年ほどたった頃
から、督促状が届き始めました。が、その時には滞納していた税
金を上回る程、延滞金が膨らんでおり合計20万を超えていました。


さすがにこれは危険だと感じ、区役所に電話をし区民税の分納を
お願いしたのですが、その時の区役所の担当の人と分納金額につ
いて揉め、分納金額が低すぎると私が提示する金額での分納を拒否
されたのです。


こちらの提示する金額が低いと言われ、私も頭に来たので、支払い
を拒否されるなら区民税は支払う事が出来ない。交渉は決裂ですね。
と言って、そのまま電話を切りました。


そして、それから1か月もしないうちに、私の郵便局の口座から滞納
していた区民税を一括で差し押さえ徴収されたのです。


私の口座をどこでどう調べたのかわかりませんが、非常に驚き
ショックを受けたのは言うまでもありません。


多分、区役所の職員の方と言い合いをしたので見せしめとして
強制徴収されたのでしょうが、未だに納得できていません。


支払う気はあるが一括は無理なので分納でとお願いしたのに
も関わらず、それを拒否し生活費を一気に引き落としていく
というやり方は非常に汚いと思いました。


現在は税金の滞納などはありませんが、もし私と同じように
分納を希望されている方がいるならば、決して役所の人とは
喧嘩をしてはいけない。という事を心の中に入れて頂きたい
なと思います。


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