税金滞納 差し押さえ体験談7

滞納と差し押さえ体験談について

多額の税金滞納の末に、生命保険金まで差し押さえられた事例です。

税金滞納による差し押さえ体験談7 ― 保険金への差し押さえ ―

■滞納した税: 住民税・自動車税・固定資産税

■自治体: 長野県

■滞納者: 30代女性



我が家ではお恥ずかしいお話ですが、住民税に自動車税、固定
資産税を滞納しつづけておりました。


長野県の田舎に住んでいましたので、話に聞く滞納整理だなん
てされないとタカをくくっていたんです。差し押さえなんてさ
れるはずない、と。


滞納していた金額は10年で300万円でした。


市の担当者の方はたびたび我が家を訪れましたが、無い袖は
ふれない、と追い返していました。


このまま踏み倒したいだなんて甘い考えを抱いていたさなか、
祖母が交通事故を起こして死亡してしまいました。


家族で悲しみに暮れました。高齢だったとはいえ元気だった
祖母が急に帰らぬ人となってしまったのです。


が、その悲しみを打ち破る出来事が起きました。祖母が入って
いた自動車保険の保険会社に、市役所の担当者の方が訪れたと
いうのです。


目的は祖母の死亡保険金の差し押さえです。2000万円程度
の保険金がおりるはずだったのですが、どこからかそれを聞き
つけて保険会社に押し掛けたのです。


私たち家族は市に猛抗議しました。が、税金は何よりも優先し
て支払われるべきだ、という法律があるからと取り入ってもら
えませんでした。


確かに、滞納している私たちがいけないのですが、死亡保険金
まで差し押さえるだなんて思ってもみませんでした。


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